2026年8月26日
チャンギ空港で外国人旅行者2人を万引き容疑で逮捕 CCTVで特定
シンガポール警察は、ジュエル・チャンギ・エアポートとチャンギ空港第1ターミナルの制限区域内にある店舗で、それぞれ商品を盗んだ疑いで、英国人男性(26)とポーランド人女性(50)を逮捕した。2つの事件に関連性はなく、別々に発生したものだという。
英国人男性が関与したとされる事件は2024年8月14日に発生した。ジュエル・チャンギ・エアポートの小売店で、店員がディスプレー用マネキンに着せていた青色のデニムジャケットがなくなっていることに気付き、同日午後6時35分ごろ警察に通報した。
警察が店内のCCTV映像を確認したところ、同日午後3時55分ごろ、男性がマネキンから約350Sドル相当のジャケットを取り外し、代金を支払わずに店を出たとみられる様子が記録されていた。
空港警察(APD)は男性の身元を特定したものの、その時点ですでにシンガポールを出国していた。その後、約2年が経過した2026年8月15日、男性が乗り継ぎのため再びチャンギ空港に到着したところを警察が逮捕した。
一方、ポーランド人女性の事件は2026年6月11日、チャンギ空港第1ターミナルの制限区域内にある店舗で発生した。CCTVには午後8時25分ごろ、女性が約410Sドル相当の香水1本を持ち去り、代金を支払わずに店を出る様子が記録されていたという。
空港警察は映像から女性を特定し、出国する前に制限区域内で逮捕した。その後の捜査で、女性は同日午後10時55分ごろにも別の店舗から約400Sドル相当の香水1本を盗んだ疑いが浮上。2本の香水はいずれも回収された。
英国人男性は窃盗罪1件、ポーランド人女性は同2件で起訴される予定。シンガポール刑法第380条に基づく建物内での窃盗罪では、有罪となった場合、最高7年の禁錮、罰金、またはその両方が科される可能性がある。
国際的なハブ空港であるチャンギ空港では多数の旅行者が小売店を利用するが、今回の2件はいずれもCCTV映像が容疑者の特定につながった。特に英国人男性は事件から約2年後、再びシンガポールを経由した際に逮捕されており、空港警察による継続的な捜査と監視体制を示す事例となった。


