シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP酒に酔った男が14歳少女に飲酒を強要 拒否され椅子とグラスを投げ...

社会

2026年7月20日

酒に酔った男が14歳少女に飲酒を強要 拒否され椅子とグラスを投げつけ起訴

 シンガポール・ウッドランズのコーヒーショップで、酒に酔った56歳の男が14歳の少女に酒を飲むよう執拗に迫り、断られたことに腹を立てて椅子とグラスを投げつけたとして、刑事脅迫の罪で起訴された。この事件は地域社会に大きな衝撃を与え、公共の飲食店における安全対策や迷惑行為への対応を求める声が高まっている。
 
 事件は7月15日午後7時ごろ、ウッドランズ・ストリート11の「FoodHub @ Marsiling」で発生した。少女は両親が食事を注文している間、一人で席に座っていたところ、近くで飲酒していた男からビールを飲むよう誘われた。少女が手を振って断ると、男は突然激高し、暴言を浴びせた上でグラスと椅子を少女の方向へ投げつけたという。少女にけがはなかったものの、大きな恐怖を感じたとされる。
 
 その後、少女の父親が戻ると、男は父親にも暴言を吐き、「一対一で勝負しろ」と挑発したという。通報を受けて警察が現場に駆け付け、男を逮捕した。加害者は56歳の男で、現在は5,000Sドルの保釈金で保釈されており、事件は7月31日に再び審理される予定である。刑事脅迫罪で有罪となれば、禁錮刑や罰金が科される可能性がある。
 
 少女の母親はSNSで、「14歳の子どもが近所の飲食店で安全に食事を待つこともできない状況はあってはならない」と訴え、警察への被害届提出に加え、コーヒーショップ運営会社や地元選出議員にも安全対策の強化を求めた。また、店舗スタッフからは、この男が以前から酒に酔って騒ぎを起こす常連客だったと説明を受けたという。
 
 シンガポールでは公共の場での暴力や脅迫行為に対して厳しい姿勢を取っており、特に未成年者が被害者となる事件には社会的関心が集まりやすい。今回の事件を受け、市民からは「飲食店の安全管理を強化すべき」「迷惑行為を繰り返す利用者への早期対応が必要」といった意見が相次いでおり、家族連れが安心して利用できる公共空間の確保が改めて課題となっている。

おすすめ・関連記事

シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP酒に酔った男が14歳少女に飲酒を強要 拒否され椅子とグラスを投げ...