2026年7月1日
シンガポール、「夜を楽しむ旅行」で世界有数の都市に選出 ナイトツーリズムの魅力高まる
シンガポールが、夜間観光を楽しむ「ノクツーリズム(Noctourism)」に適した世界有数の都市として選出された。旅行業界では、日中の暑さや混雑を避け、夜ならではの景観や体験を楽しむ旅行スタイルへの関心が高まっており、シンガポールの夜の魅力が国際的に評価されている。
英国の旅行会社Travelbagが100以上の都市を対象に実施した調査では、シンガポールは世界7位にランクインした。調査では、SNSでの人気度や高層ビルの数、夜景の美しさなどを総合的に評価しており、東京、ニューヨーク、メルボルン、シドニー、香港などと並ぶ都市として高い評価を受けた。
シンガポールは、夜になるとマリーナベイ周辺のライトアップや「スペクトラ・ライト&ウォーターショー」、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイの幻想的なイルミネーション、ルーフトップバー、ナイトサファリなど、多彩な夜間コンテンツを楽しめることが特徴である。また、年間を通じて気温が高いことから、夜の時間帯は比較的快適に散策できる点も旅行者から支持されている。
近年、世界の観光業界では「ノクツーリズム」が新たな旅行トレンドとして注目されている。夜景鑑賞だけでなく、夜市やナイトミュージアム、星空観察、夜間イベントなど、日没後ならではの体験を目的に旅行先を選ぶ人が増えており、旅行会社によると、この分野への需要は直近数ヵ月で大きく伸びているという。
シンガポール政府も観光産業の強化を進めており、大型イベントやナイトイベントの充実を図ることで滞在時間や観光消費の拡大を目指している。今後も新たな観光施設やエンターテインメントの開業が予定されており、夜間観光の魅力はさらに高まる見通しである。
今回のランキングは、シンガポールが「眠らない都市」としての魅力を世界に発信し、昼夜を問わず楽しめる観光都市として存在感を高めていることを示す結果となった。

