2026年6月26日
マレーシア、世界平和指数で12位 東南アジア上位を維持
国際シンクタンク「経済・平和研究所(Institute for Economics & Peace)」が発表した2026年版「世界平和指数(Global Peace Index)」で、マレーシアは163ヵ国・地域中12位となり、前年から順位を一つ上げた。東南アジアでは引き続き高い評価を受けており、安全性や社会の安定性が国際的に認められる結果となった。
世界平和指数は、国内外の紛争状況、治安、犯罪発生率、政治的安定性、軍事化の度合いなど20項目以上の指標を基に毎年評価される。投資家や多国籍企業にとっても、進出先を検討する際の重要な参考指標の一つとなっている。
マレーシアは近年、政治情勢の安定や治安対策の強化に加え、外国企業の投資誘致を積極的に進めている。ジョホール・シンガポール経済特区(JS-SEZ)の整備や半導体産業への大型投資が相次ぐ中、治安の良さや社会の安定は企業活動を支える大きな要素となっている。
政府は今回の順位上昇について、海外からの投資や観光客誘致にも追い風になるとの期待を示している。一方で、サイバー犯罪やオンライン詐欺への対応、地域格差の是正など、今後も取り組むべき課題は残されている。政府は安全で持続可能な社会づくりを進めることで、国際競争力のさらなる向上を目指す方針である。

