2026年4月30日
シンガポールで賭博・喫煙支出世帯が減少
シンガポールで、賭博や喫煙にお金を使う世帯の割合が過去10年間で減少した一方、それらに支出する世帯の平均支出額は増加していることが分かった。
シンガポール統計局の家計支出調査によると、2013年から2023年にかけて、賭博関連支出を行った世帯の割合は低下した。また、たばこ製品を購入する世帯の割合も減少しており、健康意識の高まりや政府による規制強化が背景にあるとみられている。
一方で、実際に賭博や喫煙を行う世帯では、支出額が増加した。特にたばこについては、たばこ税引き上げや物価上昇の影響で、購入者1世帯当たりの支出額が大きく増えたという。賭博関連支出についても、一部利用者による高額支出傾向がみられた。
シンガポール政府は近年、禁煙政策を強化しており、たばこ税の引き上げや公共場所での喫煙規制を進めている。また、賭博についてもオンライン賭博規制や依存症対策を実施している。
専門家は、利用者数自体は減少しているものの、「残っている利用者の支出が集中化している可能性がある」と指摘している。特に低所得層への経済的負担や依存症リスクについて、今後も注意が必要だとしている。

