2025年7月7日
オーチャード通りの路線バスに投石、女性乗客が負傷
7月5日午後、シンガポール・オーチャード通りを走行中のSMRTバス190番系統に外部からボトルが投げつけられ、窓ガラスに穴が開く被害が発生。乗車していた57歳の女性が負傷し、ラッフルズ病院に搬送された。女性は意識があり、命に別状はないとされる。
事件は午後6時45分頃に発生し、警察には6時50分に通報が入った。現在も捜査が継続されている。警察およびシンガポール民間防衛隊(SCDF)が明らかにした。
SMRTバスの副マネージングディレクターであるビンセント・ゲイ氏によれば、二階建てバスにボトルが投げつけられたのは、ちょうどオーチャード通りを走行中のことだった。運転手はすぐにバスを停車し、乗客の安否を確認。影響を受けた乗客たちは別のバスに移され、目的地への移動を続けたという。
SNSや小紅書(Xiaohongshu)などのネット上では、被害に遭ったバスがザ・ヒーレン近くに停車している写真が出回っており、2階部分の窓に大きな穴が開き、周囲のガラスがひび割れている様子が確認できる。また、バスの出入口付近には血痕も見られたと、シンミン・デイリーニューズが報じている。
SMRTバスは「現在、警察の捜査に全面的に協力している」とコメントしており、今後の展開が注目される。