21歳男性、ユナイテッドスクエア前で死亡

　6月24日早朝、シンガポール・ノベナにあるショッピングモール「ユナイテッドスクエア」前で、21歳の男性が死亡しているのが発見された。警察の初期調査によれば、事件性はないとみられている。
 
　シンガポール警察と民間防衛庁（SCDF）は、午前7時前にトムソン・ロード101番地で通報を受けて現場に出動。男性はモールのタクシースタンド付近で倒れており、到着したSCDFの救急隊員によってその場で死亡が確認された。
 
　警察は、「不自然な死亡」ではあるが、現時点で他殺などの犯行の疑いはなく、詳細は現在も調査中であると発表している。
 
　SNS上には、キアン・グアン・アベニュー側のモール出入口が警察の規制線で封鎖されている様子や、現場に複数のパトカーや鑑識車両、そして青いテントが設置された様子が投稿されている。テントは、モール2階の駐車場ゲート付近の電光掲示板の裏に確認された。
 
　モール近くの文具店を営む60代のキャシー・テオさんは、午前9時に出勤した際に多数の警察車両とテントを見て驚いたと述べた。また、「モールの出入口が封鎖されていて、何が起きたのか最初はわからなかった」と話している。
 
　事件現場近くの別の店舗の従業員も、「午前11時に出勤したときにはまだ警察車両が多くあったが、正午ごろには引き上げていた」と証言している。
 
　モールの所有・運営会社であるUOLの広報担当者は、「現在警察による捜査中のため、コメントは差し控える」としている。