チョアチューカンとブキパンジャンで局地的洪水の恐れ　PUBが警戒呼びかけ

　4月29日夕方、シンガポールのチョアチューカンおよびブキパンジャン周辺で局地的な洪水が発生する可能性があると、国家水道庁（PUB）が警告した。
 
　PUBはSNS「X」を通じ、午後5時45分頃から約1時間、チョアチューカン・アベニュー1およびウッドランズロードのKJEスリップロード付近を避けるよう市民に呼びかけた。これらの地域では一時的な豪雨による道路冠水のリスクが高まっているという。
 
　気象庁（MSS）は4月16日、4月いっぱいは引き続き季節の変わり目（インターモンスーン）特有の気象条件が続く見込みであると発表している。この期間は、主に午後に短時間の雷雨が発生し、場合によっては夜間にかけて続くこともある。
 
　インターモンスーン期は、弱く不安定な風と雷活動の増加を特徴とし、通常5月まで続くが、徐々に勢力が弱まる見込みである。
 
　PUBは、局地的な大雨による冠水のリスクが依然として高いため、最新の天候情報に注意を払い、必要に応じて移動を控えるよう市民に注意喚起している。特に低地や排水不良の地域では、急な洪水に巻き込まれる危険性があるため、慎重な行動が求められている。