グッドフライデー連休に陸路国境で大混雑予想、最大3時間待ちの可能性も

　シンガポール出入国管理局（ICA）は、4月17日から21日にかけてのグッドフライデー連休期間中、ウッドランズおよびトゥアスの両陸路チェックポイントで非常に混雑する見込みであると発表した。これは年間で最も混雑する連休の一つとされ、例年多くの旅行者が出入国に時間を要する。
 
　ICAによると、前回のハリラヤ・プアサ連休（3月28日〜31日）には180万人以上が陸路で国境を越え、初日には53万8千人超が通過。ピーク時間帯に車で移動した旅行者は、最大3時間の待ち時間を要したという。
 
　2024年のグッドフライデー連休では、総計約230万人が陸路国境を通過し、1日あたり45万5千人以上の利用があった。これを踏まえ、ICAは渋滞緩和策として、混雑を避けるためにピーク時間帯の車移動を避け、クロスボーダーバスの利用を検討するよう呼びかけている。
 
　また、旅行者に対しては、ICA職員への協力や交通ルールの順守、レーンマナーの徹底を求めるとともに、出発前に交通状況の確認を推奨。出入国手続きを迅速化するため、QRコードによる手続きの活用も奨励している。