2025年2月10日
シンガポール製インスタント麺、NYタイムズのベストリスト入り
シンガポールのプリマ・テイスト「シンガポール・ラクサ・ラーメン」が、ニューヨーク・タイムズ(NYT)の「ベスト・インスタントラーメン」リストに選ばれた。
NYTの製品レビュー部門であるワイヤーカッターが1月13日に発表した記事では、世界の優れたインスタントラーメン17種類を紹介。その中で、プリマ・テイストのラクサ・ラーメンは「シーフード風味」部門のトップに選ばれた。
レビューでは「発酵エビの濃厚な風味、温かみのあるガランガル、甘くクリーミーなココナッツの絶妙なバランス」が絶賛され、「シーフードの旨味が詰まった逸品」と評された。また、「シンガポールのホーカーセンターで提供される本物のラクサには及ばないが、それにかなり近い味わい」と評価された。
このランキングでは、アジア各国の人気ブランドが対象となり、米国内で入手可能なものが試食された。評価は、見た目、食感、スープの味、辛さ、調理のしやすさなどの基準で行われた。
ノンシム、インドミー、三養(サムヤン)などの有名ブランドもランクインした。
国際的評価の獲得は今回が初めてではない
シンガポール製インスタント麺が国際的評価を受けるのは今回が初めてではない。米国のラーメン評論家「ザ・ラーメン・レイター」ことハンス・リエネシュ氏は、過去にプリマ・テイストの「シンガポール・ラクサ・全粒粉ラーメン」を高く評価し、2016年から2018年まで3年連続で「世界のトップ10インスタントラーメン」に選出した。
シンガポール発のインスタントラーメンが、再び世界で注目を集めている。