2025年1月9日
2025年1月8日からシンガポール市民に英国入国許可証「ETA」が義務化
2025年1月8日以降、英国を訪問するシンガポール市民は、渡航前に電子旅行許可証(ETA)を申請し、取得する必要がある。
ETAの申請費用は10ポンド(約17Sドル)で、2024年11月27日から英国政府の公式ウェブサイトまたはアプリで申請可能である。ETAは個人のパスポートにデジタル連携され、有効期間は2年間。期間内であれば1回につき最長6カ月の短期訪問が可能である。
申請は通常3日以内に処理され、許可の可否は電子メールで通知される。ETAは航空、海路、陸路を問わず、全ての渡航手段で必要である。例えば、英仏海峡トンネルを利用する場合も例外ではない。また、英国空港で飛行機を乗り継ぐだけの場合でもETAの取得が必要となる。
このETAは英国国内のみ有効で、アイルランド共和国やその他の欧州諸国への入国には使用できない。
ETA導入は、国境の安全性向上を目的としており、不法移民の抑止、組織犯罪の阻止、国家安全保障上の潜在的な脅威の特定を目指している。
2025年4月までに、現在ビザなしで英国に渡航できる全ての訪問者がETA取得を義務付けられる予定である。