2024年12月19日
クリスマス前の雨模様、年末は晴れ間が増える予報
シンガポール気象庁(MSS)は、今週は雷雨が続くものの、2024年の年末は比較的乾燥した天候が予想されると発表した。クリスマスや年越しを迎える頃には、短時間のにわか雨を伴う風の強い日があるものの、全体的には晴れ間が増える見込みである。
12月16日に発表された気象予報によれば、今週の午後にはシンガポール各地で雷雨が発生する日が多い。しかし、12月後半全体の降水量は島内のほとんどの地域で平年を下回ると予想されている。
気温は、今後2週間で日中の最高気温が32~34度になる日が多く、一部の日には34度を超える可能性もある。
12月前半を振り返ると、日中の最高気温が34度に達した日が複数あった。特に12月7日にはパヤレバで36.2度を記録し、12月としての過去最高気温を更新した。これまでの記録は2016年12月6日にセレターで記録された35.9度であった。
また、12月3日にはベドックで109.6mmの降雨量が記録され、月前半で最も多い降水量となった。北東モンスーンの影響で、月初めから北西または北東からの低層風が吹き、午後から夜にかけて雷雨が観測される日が多かった。
年末に向けて雨は次第に減少し、レジャーやイベントを計画する人々にとっては、屋外での活動が楽しみやすい天候が期待される。