2024年12月13日
チャンギ空港で火災事件、オーストラリア人男性を逮捕
12月12日、チャンギ空港ターミナル2の留置室で火災を引き起こしたとして、33歳のオーストラリア人男性が逮捕された。警察によると、午前2時15分頃、暴力的な行動を示した男性に関する通報があり、対応に当たったという。
男性はタバコを求めたが拒否され、補助警察官に対して口汚く罵声を浴びせた。その後、留置室内のカーテンブラインドを取り外し、ライターで燃やし始めた。火が広がる危険をちらつかせながら、要求を繰り返していたという。
空港警察部門の警官が駆けつけ、火を消し止めたが、男性はその際消火器を使い警官に噴射した。最終的に逮捕され、暴行や器物損壊の容疑で調査を受けている。
男性は12月13日に「財産に損害を与える目的で火を使用した悪意ある行為」の罪で起訴される予定である。有罪の場合、最長7年の懲役または罰金、もしくはその両方が科される可能性がある。警察は、他の犯罪容疑についても調査を続けている。
空港警察部門の司令官、マラティ警視補は声明で、「警察官への暴力行為や他者の命や安全を脅かす行為に対し、警察は一切容認しない。法律を無視する行為には厳格な対応を取る」と述べた。