シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOPペットサロン経営者、犬の死亡事故で起訴

社会

2024年12月12日

ペットサロン経営者、犬の死亡事故で起訴

 12月11日、セラングーンセントラルの自宅型ペットサロン「Pawkins SG」の共同経営者であるバネッサ・チウ・ヤン・エル氏(29)が、犬の死亡事故に関与したとして裁判所に出廷した。チウ氏は、7月24日午後1時45分頃、コーギー犬「フェンディ」を無防備な状態でグルーミング台に放置し、不必要な痛みと苦しみを与えたとして起訴された。
 
 事件は7月に初めて報道され、グルーミング中に犬が台から落下し、リードで首を吊る形で死亡する様子を映した動画がネット上で拡散され大きな関心を集めた。
 
 裁判資料によると、チウ氏はフェンディを担当するグルーマーであり、必要な安全対策である「ダブルアームロック」を行わずに犬を台の上に放置したとされる。事故後、チウ氏は犬を再び台に戻し、隣の部屋のドアをノックする姿が記録されている。
 
 飼い主のソニア・タンさん(24)は、サロンから午後3時14分に犬の死亡が知らされ、サロンがフェンディを動物病院に連れて行ったと語った。
 
 本件の次回審理は2025年1月15日に予定されている。不必要な痛みや苦しみを動物に与えた罪で初犯の場合、最長2年の禁固刑または最高4万Sドルの罰金が科される可能性がある。

おすすめ・関連記事

シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOPペットサロン経営者、犬の死亡事故で起訴