2024年11月28日
ロバートソンウォーク、再開発へ 2025年5月31日に営業終了
ロバートソンウォークとフレーザープレイス・ロバートソンウォークが、2028年末までにウォーターフロントの住宅・ライフスタイル拠点として再開発されることが発表された。フレーザープロパティと積水ハウスの共同声明によると、この再開発プロジェクトは2025年に始まり、シンガポールの高級住宅地である第9地区に位置する999年のリース物件として進められる。
再開発の詳細
新たな複合用途開発には、348戸の高級住宅ユニットと、多彩な飲食・エンターテインメント施設が含まれる予定という。総床面積は3万664㎡で、そのうち万6,371㎡が住宅スペース、4,293㎡が商業スペースとして利用される。
新施設は、シンガポール川やマリーナベイを望む絶好のロケーションにあり、クラークキーやボートキー、チャイナタウン、エスプラネード、マリーナベイなどの主要エリアにも近接している。この再開発は、シンガポール政府が進める「シンガポール川プランニングエリア」の再活性化計画と一致しており、地域の魅力をさらに高めることが期待されている。
共同事業
フレーザープロパティと積水ハウスは、今回のプロジェクトのために51対49の比率で共同事業体を結成した。両社は2011年以降、シンガポールやオーストラリアで複合用途開発や住宅プロジェクトを共同で手掛けてきた。
最近の例では、フレーザープロパティが積水ハウスおよびシティディベロップメンツリミテッドと協力し、シンガポールのトアパヨ地区で8年ぶりとなる住宅プロジェクトを開始。このプロジェクトでは777戸が建設される予定で、2025年前半に市場に投入される見込みである。
ロバートソンウォークとフレーザープレイス・ロバートソンウォークの営業は、2025年5月31日をもって終了する。