シンガポール金融管理局、2025年「蛇年」記念コイン発表

　シンガポール金融管理局（MAS）は、2025年の「蛇年」を記念した中国暦コインを発表した。このコインは、第4シリーズの中国暦コインシリーズ第9弾で、2025年1月1日から販売が開始される。
 
　コインには、中国十二支の第6番目「蛇」が、シンガポール南部のテロック・ブランガ・ヒル・パークにあるハンダーソン・ウェーブ橋を背景にデザインされている。この橋は、全長10kmに及ぶサザン・リッジズトレイルの一部である。
 
　2025年の蛇年は、2025年1月29日に始まり、前年の辰年に続くものである。十二支は12年周期で、子年から亥年までを順に繰り返す。
 
　今回の記念コインは、異なる額面、形状、金属の組成、仕上げが施された10種類が用意されており、特別プレミアムセットも販売される。中にはシルバー2枚セットやゴールド＆シルバー5オンスセットなど、限定数のセットも含まれている。各コイン（ニッケルメッキコインを除く）にはシリアル番号付きの証明書が付属する。
 
　予約は11月15日から12月15日まで、シンガポール・ミントのウェブサイトで受け付けている。申し込みが多数の場合は抽選で購入者が決定される。詳細やコインの画像はシンガポール・ミントの公式サイトで確認できる。