ウッドランズとトゥアスの検問所、ベサク・デーとスクールホリデーで大渋滞が予想

　5月21日～6月23日まで、ウッドランズとトゥアスの検問所では大渋滞が予想されると移民検問局（ICA）は20日、声明を発表した。
 
　これは、5月22日のベサク・デー（仏教徒の大切な祝日。釈迦の誕生、成道、入滅を記念する日）と、6月のスクールホリデーが重なる期間である。
 
　ICAは、チェックポイントでのセキュリティ強化措置のため、入国審査にさらに時間をかけるので旅行者は遅延が予想されると述べた。
 
　シンガポール内務省（MHA）は、5月18日、ジョホール州ウルティラムの警察署が襲撃された事件を受けて、検問所の警備を強化したと発表した。
 
　これらの対策には、パトロールの強化や旅行者に対するチェックの強化が含まれるという。
 
　5月19日午後11時頃、Beat the Jamアプリをチェックしたところ、コーズウェイを利用する旅行者はシンガポール入国まで3時間から4時間、トゥアスのセカンドリンクを利用する旅行者は1時間半から2時間半かかると予想されていたという。
 
　ICAによると、3月28日から4月1日までのグッドフライデーの長期休暇中、シンガポールとマレーシアを結ぶ2つの陸上チェックポイントを通過した旅行者は約230万人で、1日あたり45万5,000回以上の通過があり、ピーク時には、マレーシアからの交通渋滞のため、入国審査を通過するまでに最大3時間待たされたという。
 
　これは、2023年のグッドフライデーの長期休暇に比べて、旅行者が30％近く増加したことになるという。
 
　ICAは、すべてのドライバーに対し、陸上チェックポイントの交通状況を確認し、深刻な渋滞を引き起こし、他のドライバーを危険にさらすことになるため、列に割り込まないよう注意を促した。
車で旅行する人は、より速く、より便利に入国審査を受けるために、パスポートの代わりにQRコードを使用するよう、当局は付け加えた。