シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOPレストラン「ピーチガーデン」、43人が体調不良で営業停止に

社会

2024年4月25日

レストラン「ピーチガーデン」、43人が体調不良で営業停止に

 トムソンプラザにある人気中華料理店ピーチガーデンは、同店で食事をした43人が食中毒の症状を訴えたことを受け、営業を停止された。
 
 シンガポール保健省(MOH)とシンガポール食品庁(SFA)は4月24日の共同声明で、同レストランで調理された料理を食べた8人の胃腸炎患者を調査中であると発表した。
 
 このうち2人は入院し、容態は安定しているという。
 
 被害を受けた人々は、4月17日と18日に、このレストランがあるショッピングモールで調理された料理を食べた。
 
 現在も感染が続いている疑いがあるため、SFAは22日より同レストランの営業を停止している。
 
 MOHとSFAは、同レストランに対し、設備や調理器具を含む施設の清掃と消毒、すべての調理済み食品や生鮮食品の廃棄を義務付けている。
 
 SFAの広報担当者は、施設内での原因をつかむ必要があり、営業継続が許可される前にSFAによって監視される。また「食品安全上の欠陥が発見された場合、ライセンシーに対して強制措置が取られると述べた。
 
 MOHとSFAは、この施設で働くすべての食品取扱者は、食品取扱者としての仕事を再開する前に、食品安全コースレベル1を再受講し、合格し、食品媒介病原体の検査で陰性であることが要求される。
 
 また食品衛生責任者は、仕事を再開する前に、食品安全コースレベル3を再受講し、合格しなければならないという。

おすすめ・関連記事

シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOPレストラン「ピーチガーデン」、43人が体調不良で営業停止に