シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP春節のアンパオ(紅包)用現金交換初日、ATMには長蛇の列

社会

2024年1月25日

春節のアンパオ(紅包)用現金交換初日、ATMには長蛇の列

2月10日の旧正月(春節)に向けて紅包紙幣が引き出しを開始した初日である1月24日、島内の現金自動預払機(ATM)には長蛇の列ができた。
 
例年通り、DBS銀行、OCBC銀行、UOBの一部のポップアップATMや支店ATMでは、新札とFit-for-Gifting Notesを事前予約なしで引き出すことができる。Fit-for-Gifting Notesとは、「贈り物に適した」紙幣である。
 
タンピネス・ウエスト・コミュニティ・クラブでは、午前9時30分に約30人が2つのPOSBポップアップATMに並んだ。午前10時10分には、行列は60人ほどに増えていた。
 
ある女性は、ATMが午前10時にアンパオ紙幣を出し始める前に列の先頭に並んだ。
 
また75歳の定年退職者は、道路を挟んだ向かい側に住んでいるので、7年以上前からこの会場に並んでいるという。
 
午前中には、トアパヨ・ハブにあるUOBとOCBCのATMにも長蛇の列ができたという。
 
DBS、OCBC、UOBは1月17日にウェブサイトで紅包紙幣の予約を開始している。
 
オンライン予約をした人だけが、1月24日から銀行の支店で現金を新紙幣に交換できる。
 
DBSとOCBCは1月24日、それぞれのウェブサイトで、予約可能な枠はすべて埋まったと発表したが、DBSによると、60歳以上の優先予約枠はまだあるという。
 
UOBでは、現金からFit-for-Gifting Notesへの両替を希望する人だけが利用できる。
 
DBS、OCBC、UOBの各支店でのウォークインによる両替は、60歳以上と障害者のみに対応している。

おすすめ・関連記事

シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP春節のアンパオ(紅包)用現金交換初日、ATMには長蛇の列