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経済

2024年1月24日

ボーイング、マレーシア合弁を買収し完全子会社化

 航空機製造大手の米ボーイングは、マレーシアにおける部品製造合弁会社、エアロスペース・コンポジット・マレーシア(ACM)の未保有株式を合弁相手先のへクセル・コープから先ごろ買収し、完全子会社化したと発表した。買収額については明らかにされていない。
 
 ACMはボーイングとヘクセルの合弁会社として設立され、2001年に操業を開始。2023年12月にボーイングによるヘクセル持株の買収が完了した。ケダ州ブキ・カユ・ヒタムに総面積4万7,200平方メートルの工場を保有している。従業員数は約1,000人。
 
 ボーイングによると、ACMは複合材や補助翼(エルロン)、フラットパネルなどの部分組立品などを供給しており、現在のボーイング民間航空機すべてに使用されている。ACMによると、2005年にはB-737ネクストジェネレーション(NG)民間航空機用エルロン部品の世界唯一のメーカーになった。
 

(提供:ASIA INFONET.COM

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