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社会

2023年12月27日

ジャイアント(Giant)が2024年1月~6月まで、700種類の必需品の消費税増税分を負担

 2024年に実施される消費税(GST)の増税分を負担するいくつかのスーパーマーケットチェーンに、ジャイアントが参加することになった。
 
 2024年1月~6月まで、ジャイアントは主要カテゴリーにおける新鮮な農産物、個人用品、家庭必需品など700種類の必需品における消費税率の1%の増税分を負担する。
 
 ジャイアントを運営するDFIリテールグループは、12月26日(火)この措置を発表し、これによってシンガポールの住民がインフレーションや生活費の上昇の影響を軽減できるようにするためだと述べた。
 
 DFIリテールグループによると、700品目の割引商品は、顧客のフィードバックとデータに基づいて選定され、ジャイアントの顧客に最大限の価値を提供するようになっている。
 
 ジャイアントはまた、高齢者向けに毎週火曜日に店内全品を4%割引する取り組みを行い、生活費の上昇をさらに和らげる予定という。この割引は2024年全体に適用される。
 
 DFIリテールグループのシンガポール食品部門のマネージングディレクター、Yoep Man氏は、我々の最優先事項は、必需品が手頃な価格で提供されることを確保することである。消費税の増税分を6ヵ月間でも負担することで、シンガポールの皆さんが新年もお気に入りの必需品を購入し、楽しむことができることを願っていると述べた。
 
 ジャイアントは、以前から同様の取り組みを発表していたフェアプライス(FairPrice)やシェンション(Sheng Siong)に加わる。人気の家具小売店IKEAも消費税の増税分を負担する意向を示しているという。

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