住友精化が吸水樹脂の生産能力倍増へ、おむつ向け拡販

　住友精化は、西部のジュロン島の工場で吸水性樹脂の生産設備を増強すると発表した。
 
1億6,000万USドルを投じ、年産能力を14万トンに倍増する計画。東南アジアなどで人口増や所得向上を背景に紙おむつ市場が拡大していることから、供給能力を高めて需要を取り込む。
 
　現地子会社のスミトモセイカシンガポールが工場を増強し、年産能力を7万トン追加する。
 
2025年10月の完成を予定。完成後は日本なども含むグループ全体の吸水性樹脂の年産能力が52万トンに拡大する。

（提供：亜州ビジネスASEAN）