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社会

2023年9月12日

シャングリ・ラ ホテル内のレストラン「ザ・ライン」、食中毒事件後、衛生格付ダウン

 シャングリ・ラ・ホテル内のビュッフェレストラン「ザ・ライン」は、2022年後半に10人が食事をした後に体調不良を訴え、食品衛生等級が「A」から「C」に引き下げられた。
 
 シンガポール食品庁(SFA)が先週金曜日に発表したところによると、彼らは12月26日に食事をした後、胃腸炎の症状を発症して、そのうち2人は入院したという。胃腸炎の症状には下痢と嘔吐が含まれる。
 
 SFAとシンガポール保健省(MOH)が合同で2022年12月30日に実施した検査で衛生上の問題はなかったが、SFAは9月8日から12ヵ月間、同レストランの食品衛生グレードを格下げし、施設は監視下に置かれた。
 
 シャングリ・ラ・シンガポールの広報担当者によると、12月26日に提供されたシーフードを食べて体調を崩した客からのフィードバックを受け、ホテルはすぐにシーフードの仕入れ先を見直し、変更したという。
 
 ホテルは、影響を受けた食事客に謝罪し、彼らの健康状態をフォローアップしている。
 
 ホテルの広報担当者は、今回の事態は単独で発生したものであり、その後、当局による衛生上の不備は確認されなかったが、私たちは厳格な食品安全と衛生管理をさらに強化していると述べた。
 
 SFAは声明の中で、食品事業者に対し、常に食品安全に関する適切な慣行を守るよう注意を促した。
 
 食品を扱う前の手洗いのような衛生習慣は、業界だけでなく一般市民も実行することで、胃腸炎の発生を大幅に減らすことができるという。

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