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経済

2023年9月5日

マレーシア航空、8月末で機内食のブラヒムズとの契約打ち切り

 マレーシア航空の親会社であるマレーシア・アビエーション・グループ(MAG)は、8月31日付けで機内食サービスのブラヒムズ・フード・サービシーズ(BFS)との契約を打ち切ったと発表した。
 
 BFSは26年にわたり、マレーシア航空に機内食サービスを提供していた。英字紙「ニュー・ストレーツ・タイムズ」は今年6月、マレーシア航空が「都合による解約」条項を新契約に追加したことにBFSが反発し、契約の延長が危ぶまれていると報道していた。財務省が間に入り、交渉継続のため6月末から8月末まで、2カ月間の契約延長を求め、両社は合意していたという。
 
 MAGはBFSとの契約終了で影響を受ける路線については、グループ企業の協力を得て代替の機内食を提供すると言明。空港ラウンジを運営するMASアワナなどから食料品・飲料を調達し、航空機地上支援会社のアエロダラット・サービシズが機内積み込み業務を行うとした。クアラルンプール国際空港(KLIA)敷地内に臨時配送センターも設置したという。その他の路線については、現在機内食を提供しているポス・アビエーションが引き続きサービスを提供するとしている。
 

(提供:ASIA INFONET.COM

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