2023年8月3日
日本金属、新たなステンレス鋼帯切断機を稼働
日本金属は8月2日、ジョホール州のコイルセンターに新設した3機目のステンレス鋼帯切断機を稼働させたと発表した。
東南アジアやインドへの販売拡大を図るほか、品質を向上させる。タイ法人と連携したBCP(事業継続計画)体制の強化につなげる狙いもある。
6月に新設し、先月中旬に稼働開始の式典を行った。既存の1号機と2号機に比べ高品質な切断が可能な新たな機械を導入。東南アジアへの集約が進むガソリン車向け内燃機関部品の拡販を目指す。
現地法人の日本金属マレーシア工場を操業する。同社は国内やシンガポール、インドネシアを中心に冷間圧延ステンレス鋼帯を供給。インドでの販売拡大に向けた活動にも取り組んでいる。今後はタイ法人と連携し、カンボジアやラオス、ミャンマー、パキスタン、バングラデシュなどへも販売エリアの拡大を図る。
(提供:亜州ビジネスASEAN)