タン・チュアンジン国会議長、辞任

　タン・チュアンジン国会議長とタンピネスGRCのチェン・リーホイ議員が不倫問題で辞職した。
 
　リー・シェンロン首相は、7月17日（月）の声明で、与党・人民行動党（ＰＡＰ）が長年守ってきた礼節と個人の行動に関する高いスタンダードを維持するためには、彼らの辞任が必要であると述べた。
 
　リー首相がタン氏とチェン氏の不倫関係を知ったのは2020年の総選挙の後で、両氏には2023年2月にカウンセリングを行ったと述べた。
 
　7月10日、タン氏が4月17日の大統領演説の討論中にマイクで「大衆迎合主義者」とつぶやいている様子が、タン氏の不在中にソーシャルメディアにアップロードされた。
 
　リー首相は、タン氏が休暇から戻った後に直接会って、話をした。話し合いの中で、タン氏は、辞職することに同意したという。
 
　タン氏とチェン氏の辞職は、先週逮捕され、保釈された運輸大臣S・イスワラン氏に続いて起きた。イスワラン氏に関連する汚職調査は現在も進行中である。
 
　タン氏は、国会で「無礼で非国会的」な言葉を発したのは自分の過ちであり、それについて労働者党のジャマス・リム議員（Sengkang GRC）に公式に謝罪したと述べた。
 
　タン氏は、家族を失望させた。その責任を取り、家族を癒す必要がある。この問題について妻と話し合い、政治から離れ、家族のために身を捧げなければならないと述べた。
 
　リー首相は、タン氏が個人的な行動で至らなかったことを認めたことを評価する。また、政界から身を引き、家族を癒したいという気持ちは理解できると述べた。