シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOPジェットスター・アジア、日本便復帰

日系企業・社会

2023年7月13日

ジェットスター・アジア、日本便復帰

 ジェットスター・アジア航空(3K)は、シンガポールから沖縄への就航を発表した。
 
 沖縄県庁と日本政府観光局(JNTO)の支援を受け、年末年始の休暇に間に合うよう、11月30日(木)より運航を開始する。
 
 週3便の運航により、毎年何千人ものシンガポール人が沖縄を訪れることが出来る。
 
 就航を記念して、ジェットスターはシンガポール発沖縄行き片道運賃を159Sドル(約1万6,700円)からジェットスターのホームページで販売すると発表した。
 
 ジェットスター・アジアのCEOであるバラサン・パスパティ氏は、沖縄はシンガポール人にとっても人気の高いデスティネーションであり、乗客もこのサービスの再開を待ちきれないだろうと述べた。
 
 沖縄県シンガポール駐在員事務所の池原所長は、ジェットスター・アジアが再び沖縄に戻ってくることを歓迎する。この直行便の再開により、シンガポールからだけでなく、シンガポール国外から沖縄への訪問者が増えることも期待している。今後は、ジェットスター、JNTO、沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)と緊密に協力し、より多くの人々が足を運んでくれるように、沖縄の魅力をPRしていきたいと述べた。
 
 また、JNTOシンガポール事務所の永井所長は、最近の調査によると、沖縄の人気は急上昇しており、回答者の47%が沖縄への訪問に興味を示している。今後もJNTOは、ジェットスターおよび沖縄県と緊密に連携し、シンガポール市場に沖縄の魅力を発信していきたいという。
 
 ジェットスター・アジアは2014年に初めて沖縄の那覇空港へのチャーター便を就航し、2017年には低運賃航空会社として初めて両都市間の直行便を就航させた。

おすすめ・関連記事

シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOPジェットスター・アジア、日本便復帰