2023年6月26日
日本のテーマパークチケット料金が値上げ、JRパスも高額に
ジャパン・レール・パス(JRパス)の値上げに先立ち、8月から日本のテーマパークの入場券が値上げされる。
大阪にあるユニバーサル・スタジオ・ジャパンの大人1日入場券は、8月中旬に1万400円(97.90Sドル)に値上がりする。
同テーマパークのウェブサイトを確認したところ、チケット料金は現在8,600円から9,800円の間だが、8月12日~20日までは1万400円になるという。
この時期は、日本ではお盆の時期となる。
10月から、東京ディズニーランドと東京ディズニーシーの大人1日入場券が、混雑時には最大1万900円になる。
6月23日(金)、東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドは休日や週末の混雑を緩和するために入場料を値上げすると発表した。
2021年3月にテーマパーク入場料の変動制が導入されたと、ジャパンタイムズ紙が土曜日に報じた。
18歳以上を対象とした1日券は、現在7,900円~9,400円の4つの価格帯で販売されているが、10月からは新たに9,900円と1万900円の2種類が加わる。
最も高額なチケットは、週末やクリスマス、年末年始などの祝祭日に販売される。
オリエンタルランドによると、混雑する日の12歳~17歳の1日券は1,200円値上げて9,000円になるが、NHKの報道によると、4歳~11歳の子ども料金は5,600円のままで変更しないいう。
新幹線を含む鉄道網を運営するJRグループも10月からJRパスの料金を改定する。
JR全線を7日間カバーする大人パスは2万350円値上げされ、68.6%増の5万円となる。
同じく14日間パスは4万7,250円から8万円へと69%以上の値上げとなる。
JRパスは7日間から21日間まで有効で、北海道や関西など特定の地域もカバーしている。
4月に発表された値上げは全国共通乗車券にのみ適用され、地域共通乗車券には変更はないという。