シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP5月の輸出0.7%減、3ヵ月連続でマイナス

経済

2023年6月22日

5月の輸出0.7%減、3ヵ月連続でマイナス

 マレーシア統計局が6月19日発表した貿易統計によると、2023年5月の輸出額は前年同月比0.7%減の1,196億720万リンギ(約3兆6,700億円)だった。前年同月を下回るのは3ヵ月連続だが、前月(17.6%減)からは大きく改善した。輸出全体の4割以上を占める電気・電子製品がプラス成長を回復した。輸入額は3.3%減の1,041億8,820万リンギで、輸出と同じく3ヵ月連続のマイナス。貿易収支は154億1,900万リンギの黒字だった。
 
 輸出は電気・電子製品が1.3%増と3ヵ月ぶりにプラス成長を回復。輸出全体の約6%を占める化学品も前月の33.2%減から1.7%増へと大幅に改善した。一方、パーム油が36.1%減と価格下落に伴い減少幅が前月から拡大した他、ゴムが3割減、鉄・鉄鋼製品が2割減と落ち込みが大きかった。石油製品は13.8%増加。価格が約3割下落したものの、シンガポール向けを中心に輸出量が約6割増えた。前月比では増加幅が半分以下に縮小している。
 
 主要国・地域への輸出額では、上位3カ国・地域がプラス成長を回復した。最大のシンガポール向けは6.8%増、2位中国は1.5%増、3位米国は14.9%増となった。5位日本も2.1%増と前月の20.5%減から大幅に改善した。国・地域別の改善幅は米国が前月比36.4ポイントと最も大きかった。シンガポール向けは電気・電子製品が6.4%増となり、全体を押し上げた。
 
 輸入は最大の電気・電子製品が19.7%減と10%台の落ち込みが継続。一方、化学品や機械・設備および部品、金属製品はプラス成長を回復した。国別では最大の中国からが1.7%減、シンガポールからが9.1%増などだった。
 
 1〜5月の累計は、輸出額が前年同期比2.3%減の5,793億9,200万リンギ、輸入額が1.0%減の4,869億5,900万リンギ、貿易収支が924億3,300万リンギの黒字だった。
 

(提供:亜州ビジネスASEAN

おすすめ・関連記事

シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP5月の輸出0.7%減、3ヵ月連続でマイナス