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経済

2023年6月15日

エア・カナダ、2024年4月にバンクーバー~シンガポール直行便を就航へ

 2024年4月3日からエア・カナダは、バンクーバーへの直行便を就航する。
 
 直行便はボーイング787ドリームライナー機で週4便運航される予定である。座席は現在、航空会社および旅行代理店で直接予約することができる。
 
 これは、シンガポールとカナダを結ぶ唯一の直行便となるとチャンギ・エアポート・グループ(CAG)とエア・カナダは6月14日(水)に発表した。
 
 CAGの航空ハブおよび貨物開発担当エグゼクティブ・バイスプレジデント、リム・チン・キアット氏は、エア・カナダが30年以上ぶりにチャンギ空港に帰還を果たすことを我々は大いに喜んでいると述べた。
 
 今年初め、シンガポール航空(SIA)は、シンガポールとバンクーバーを結ぶ直行便を10月から停止すると発表した。SIAは、2022年6月に初めてこの路線を追加ていた。
 
 SIAは理由として、様々な市場のサービス需要に合わせてキャパシティを調整していると語っていた。
 
 リム氏は、バンクーバー~シンガポール間の運航再開は、カナダとアジア間の接続を強化し、ビジネスおよびレジャー旅行の両方の成長を促進する。カナダとシンガポール間のポイントツーポイント旅行は力強い回復を見せており、2023年の第1四半期には乗客数が新型コロナウイルス前のレベルの80%を突破したと述べた。
 
 さらに、エア・カナダとの新たなパートナーシップは、シンガポールや東南アジアからの旅行者に、バンクーバー、さらにはトロント、シカゴ、ワシントンといった北米の人気都市への直行便の利便性を提供することを楽しみにしていると述べている。
 
 エア・カナダの収益・ネットワーク計画担当エグゼクティブ・バイスプレジデントであるマーク・ガラルド氏は、エア・カナダは、進化するグローバルなトレンドに応じて国際ネットワーク戦略を適応させ続けており、成長するビジネスリンクやカナダの変化する人口統計に乗じて、インド太平洋地域における存在感を広げている。当社の新しいフライトは、国際ビジネス旅行者だけでなく、一般旅行者にも喜ばれるだろうと述べている。

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