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社会

2023年6月14日

キッザニア、2024年第1四半期、セントーサ島への復帰が濃厚

 子供向けの職業体験型テーマパーク「キッザニア」が、新しいアトラクションや体験を含む300万Sドル(約3億1,300万円)の改装を経て、2024年初頭にセントーサ島のパラワンビーチに復活する予定という。
 
 シンガポールの上場企業であるテーマパーク開発・運営会社シム・レジャー・グループ(SLG)が2020年6月に新型コロナウイルスのパンデミックのため閉鎖されるまでの4年間存在した約8万2,000平方ftのスペースを改装するという。
 
 SLGは、セントーサ開発公社(SDC)から5年間のリース契約でスペース全体を借りる予定であり、その後5年間の更新オプションもあると、6月12日(月)にシンガポール取引所(SGX)で発表した。
 
 SLGは、22ヵ国に26ヵ所の屋内型ファミリー・エンターテインメント・センターの国際フランチャイズを持つメキシコの非上場企業、キッザニアから、シンガポールでの長期ライセンス権を獲得した。
 
 さらに、SLGは11万Sドル(約1,150万円)を支払って、前経営者の債権者から、この場所にある既存の資産、備品、器具をすべての買い取りをした。これらの資産には、キッザニアの前経営者が同施設の運営を終了した後、無人となったスペースに残っていた飛行機の胴体も含まれている。
 
 SDCの広報担当者は、この場所の年間賃貸料については、商業上の機密事項のためコメント控えた。
 
 過去2年間、SDCはパラワン・キッズ・シティの中心部に位置することを活かし、館内で家族向けのアクティビティを定期的に開催しており、顧客に好評だったと広報担当は述べた。

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