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日系企業・社会

2023年6月12日

安田倉庫が進出、フォワーディング業務の現法設立

 安田倉庫(本社:東京都港区)は6月8日、シンガポールとインドにフォワーディング業務の新会社を設立すると発表した。同業務を現地で手掛ける企業から営業権を譲り受けて事業を行う。進出済みの中国とベトナム、インドネシアに次ぐ新たな海外拠点を設けることにより、海外・国際物流サービスを拡充する。
 
 シンガポールでは今月中にも安田ロジスティクス・シンガポールを全額出資で設立する。資本金は100万Sドル(約1億200万円)。新会社は9月末までに、現地企業のワールドゲート・エクスプレス・ラインズ(WGS)が持つ全ての営業権を取得する。譲受価額は非公表。WGSの22年3月期の業績は売上高が1,275万1,000Sドル、経常利益が112万5,000Sドル、期末時点の総資産は555万Sドルだった。
 
 インドでは南部タミルナド州チェンナイに現地法人を設立し、同国内に11拠点を持つワールドゲート・エクスプレス・インターナショナル(WGI)の営業権を年内に取得する。
 

(提供:亜州ビジネスASEAN

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