明治が「きのこの山」と「アポロ」生産、海外初

　明治は3月1日、西部ジュロンの工場でチョコレート菓子「きのこの山」と「アポロ」の生産を開始したと発表した。
 
　約10億円を投じて新たな生産ラインを設置し、昨年12月に稼働を開始。両製品とも海外生産は初めてとなる。
 
　イスラムの戒律に沿っていることを示すハラル認証に対応した製品も生産し、より多くの国に供給する。これまで日本の工場から輸出していたが、ハラル認証などの問題で一部の国へは輸出できなかった。
　工場を操業する現地法人のメイジセイカ・シンガポールは1974年設立。主力製品の「ハローパンダ」や「ヤンヤン」などを生産し、約40カ国に出荷している。
 

（提供：亜州ビジネスASEAN）