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社会

2023年1月25日

大雨は春節の祝いに支障をきたした

 ダフネ・リムさんは、旧正月の初日を兄弟で祝うことを楽しみにしていたが、豪雨のためにBedok Reservoirの自宅で行うはずだった家族での食事が流されてしまったという。
 
 1月23日(月)の午後5時頃、彼女は、しばらく会っていないので、一緒に麻雀をして過ごしたいとシンガポールの西部に住む兄弟が旧正月2日目に自分のところに来ることを期待していたが、長引く雨を考えると楽観はできないと語った。
 
 この豪雨のために旧正月の計画を中止したり変更したりしなければならなかったのは、リムさんだけではなかった。1月22日(日)の午後4時半ごろには大雨の警報が出され、公益事業庁は2日間にわたる洪水の可能性を通知していた。
 
 アッパーチャンギロードに住む24歳のネイリストは、午前9時に両親と弟と一緒に家を出て、ジュロンウエストに住む祖母を訪ねる予定であったが、大雨の中、GrabとGojekのアプリでは車を捕まえることが出来なかったので、彼女の叔父がトアパヨから車で2時間以上かけて迎えに来てくれるのを待ったという。
 
 雨は交通機関だけでなく、食品の配送にも影響を及ぼした。
 
 日曜日に約15人の友人を招いてディナーパーティーを開いていたイアン・クナセガラン氏は、Grabで料理を注文する予定が、通常30分以内の待ち時間が約75分~90分になっているのを見てショックを受けた。Grabは、雨のために配達員の数が少なかったと述べている。
 
 連合龍獅子舞協会を主宰するケニー・リー氏によると、この天候は2日間予定されていた獅子舞の公演にも影響を与えたという。
 
 月曜日には各住宅で約15回の公演が予定されていたが、屋外での公演は雨が止むまで延期されたものもあったが、出演者も長年の支援者である観客も、この天候に意気消沈することはなかったという。
 
 2年間、Covid-19の影響をうけたが、今回住宅地での公演を再開できるので、みんな喜んでいたという。

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