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社会

2022年11月29日

ウッドランズ検問所、違反バイク66件に罰金を科す

 11月28日(月)にウッドランド検問所付近で実施された取締りの一環として、66人のオートバイ乗りが車両違反で罰金を科された。
 
 シンガポール国家環境庁(NEA)、警察、シンガポール陸運局(LTA)の共同声明によると、このうち25人がバイクから過剰な騒音を発したという。
 
 また、24人のライダーが、バイクに不適切なライセンスプレートを装着し、その他の技術的および規制的要件を無視したとして罰金を科された。
 
 当局は、有効な免許証を持たずに、保険にも加入せずにバイクを運転したライダー13人と別の4人のオートバイ運転手は排煙で罰金を科したという。
 
 このおとり捜査は、シンガポールの環境と交通安全に関する規制に従うよう運転者に注意を促すため、検問所付近で88台の車両を検査した合同執行作戦の一部であった。シンガポール国内および外国籍の車両にどれだけの罰金が課されたかは明らかになっていない。
 
 1日におよそ10万台の車両がこの検問所を通過する。
 
 当局によると、外国籍の車両を含め、シンガポールに乗り入れるすべての車両は、安全性と排ガス規制を遵守する必要がある。また、これらの車両のナンバープレートは適切に表示されていなければならないという。
 
 外国籍の車両所有者がこの規則に違反した場合、罰則が適用されたり、陸上検問所で入国を拒否されたりすることがある。
 
 ライダーは近い将来、自分のバイクが要求される排ガス基準を満たすかどうか、自らテストを行わなければならなくなるかもしれないという。これは、NEAが公害バイクの問題により取り組むために試行しようとしている新しい取締りの概念である。
 
 8月25日、NEAはウッドランド検問所に設置される自己診断施設の入札を行った。これは、2003年7月1日以前に登録された二輪車と同様に、来年4月6日からすべての外国製二輪車に対してより厳しい排ガス規制が適用されることを受けてのことであるという。
 
 入札書類によると、この施設には、オートバイのテールパイプに挿入して排ガスを検査するプローブが設置される予定という。排ガス測定器は、バイクの排気ガスに含まれる炭化水素と一酸化炭素の両方を測定することができる。

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