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経済

2022年11月22日

初の国産電気バス製造、ボルボと地場SCオート

 スウェーデンのボルボと地場バスメーカーのSCオート・インダストリーは、シンガポール初となる国産電気バスをお披露目した。量産化を見据えており、近く公道で試験運転を開始する。ストレーツ・タイムズが同日付で伝えた。
 
 両社は過去1年以上にわたり電気バス生産に向けて協力。試作に当たり、ボルボがシャシーやリチウムイオン電池を提供した。SCオートは車体を北部セノコの工場で製造し、組み立ても手がけた。
 
 SCオートはシンガポールとミャンマーに工場を持ち、電気バスの研究から設計だけで250万〜300万USドルを投じた。電気バスの年産能力は計1,200台。シンガポールでは既に100人を雇用しており、事業が軌道に乗ればさらに100人を追加雇用するとしている。シンガポール市場だけでなく、豪州やマレーシアなど海外への電動バス輸出も視野に入れている。
 
 一方、ボルボのバス部門は熱帯地域にも適したシャシーを製造。高品質で競争力のあるバス車体メーカーと協業を図る。
 シンガポール政府は、道路交通の排ガスを2016年の770万トンから50年までに80%減の154万トンに減らす目標を掲げている。公共バスは現在ディーゼル車が主力だが、30年までに半数(約3,000台)を、40年までに全てを電動バスなどのクリーンエネルギー車に切り替えるとしている。

 

(提供:亜州ビジネスASEAN

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