2022年11月10日
シングテルなど6社、3億Sドル海底ケーブル敷設で契約
シンガポール・テレコム(シングテル)は11月8日、東南アジアと中国の大手通信企業6社間で、全長6,000㎞の海底ケーブルを敷設する3億米ドルの契約を結んだと発表した。2025年第3四半期の完成を目指す。
シングテル、中国電信国際(チャイナ・テレコム・グローバル)、中国電信(チャイナ・テレコム)、フィリピンのグローブ・テレコムとディト・テレコミュニティー、ブルネイのユナイテッド・ナショナル・ネットワークス(UNN)が契約に参加した。シングテルと中国電信国際が共同で幹事を務める。
建設する海底ケーブル「アジア・リンク・ケーブル・システム(ALC)」は、香港、中国・海南省、シンガポール、フィリピン、ブルネイを結ぶ。
ALCは1秒当たり2500時間分の超高精細動画の伝送が可能な、18テラビット毎秒(Tbps)のファイバーペア8本で構成される。東南アジアで急増する高帯域幅、低遅延、高冗長性のインターネット接続需要に対応する。
(提供:亜州ビジネスASEAN)