ケーブルの損傷により、約700人のユーザーが被害

　9月18日（日）に発生したファイバーサービスの停止により、ベドックの一部でブロードバンドサービスに影響があったが、午後9時に解決したとNetLink Trustが声明で発表した。
 
　同社は、8月18日（日）の午後に発表した最初の声明で、この停電により約700人のエンドユーザーのインターネット接続に支障をきたす可能性があると述べている。
 
　NetLink Trustは、シンガポールのパッシブファイバーネットワークインフラの構築、所有、運営を行っている。
 
　同社によると、停電は、第三者の請負業者が工事を行っていたことが原因だという。この問題を調査し、違反した当事者に対して必要なすべての措置を講じると述べている。
 
　NetLink Trustは、同社のウェブサイトで、このような事故は地下のファイバーケーブルが切断または損傷したときに発生し、一部のエンドユーザーのインターネットサービスに影響を及ぼす。障害の程度は、ファイバーケーブルに加えられた損傷の度合いによって異なると説明する。
 
　同社の復旧チームは、関係各所と密接に連携し、被災地へのサービスを早急に復旧させたという。まだ影響を受けている人は、インターネットサービスプロバイダへの電話で対応するという。
 
　NetLink Trustは、2013年から2018年にかけて、MRTの新線建設、電力ケーブル配線、上下水道配管工事などの開発プロジェクトに関わる第三者請負業者によるケーブル切断が23件あったと述べている。