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社会

2022年8月31日

ジュロン・バードパーク、マンダイへの移転準備のため1月3日以降閉鎖へ

 ジュロン・バードパークの最終営業日は2023年1月3日(火)で、1971年の開園から52年目の節目となる。
 
 同園を運営するマンダイ・ワイルドライフ・グループは8月30日(火)、閉園後、20ヘクタールの園内スタッフと約3,500羽の鳥たちがマンダイ野生動物保護区のバード・パラダイスに移動する準備を進めると発表した。
 
 この鳥園は、シンガポール動物園、リバーワンダー、ナイトサファリ、そしてレインフォレスト・ワイルドやバンヤンツリー・ホテルズ&リゾートが運営する新しいリゾートなど、マンダイの他のアトラクションに加わる予定という。
 
 9月3日から最終日まで、ジュロン・バードパークでは、公園の歴史を振り返るアクティビティやツアー、トレイルが実施される。また、公園の歴史上の重要な出来事を紹介するヘリテージ・トレイルも設置される。
 
 スタッフが企画したトレイルに参加すると、スタッフ目線で公園を見ることができる。トレイルマップは、こちらからダウンロード可能である。
 
 11月からは、ベテランガイドが園内の鳥類や建築に関する逸話を紹介する「ノスタルジック・シグネチャー・ツアー」を開催する。アフリカン・トリートップスとウォーターフォール・アビアリーでの餌付け体験も含まれるこのツアーは、10月19日(水)から予約受付を開始する。
 
 11月には、地元の屋台料理やカーニバルを販売する屋台も登場する予定という。
 
 マンダイ・ワイルドライフ・グループは、バード・パラダイスに関する最新情報は後日共有すると述べている。マンダイ野生生物保護区の残りの新アトラクションは、2024年までに完成する予定である。
 
 長年、バードパークで働いてきたスタッフは、今度の移転はほろ苦いものだという。
 
 ジュロン・バードパークの副会長であるデイジー・リン氏は、1982年に教育係として働き始めた。私たちの中には、この組織の設立当初から参加して、何十年にもわたってここにいる人がたくさんいる。今後数ヵ月の間に、地域の方にも参加してもらい、この公園がページをめくる前にふさわしい最終章となることを願っていると述べた。
 
 開園時間は木曜日から日曜日、および一部の祝日で、8時30分から18時まで、最終入園時間は17時である。閉園時間の詳細は、こちらから。
 

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