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経済

2022年8月1日

合成天然ゴムのカリフレックス、工場を着工

 天然ゴムに似た構造を持つ合成天然ゴムのポリイソプレンゴムを生産する韓国系カリフレックスは7月28日、西部ジュロンで工場の起工式を行った。当初の投資額は3億5,000万米ドル以上。自社の生産能力を1.5倍に増強し、医療用ゴム手袋やコンドームの生産が盛んな東南アジアの顧客に供給する。
 
 工場の敷地面積は6万1000平方メートル。2024年下半期にも操業を開始する。ポリイソプレンゴムの工場としてはシンガポール初で、世界最大規模になるという。操業開始後は70人以上を雇用する。
 
 同社は韓国建設大手のDLホールディングスの傘下。2020年に本社をシンガポールに移転した。現在はブラジルと日本に生産拠点を持ち、昨年にはブラジル工場の生産能力を倍増させた。
 

(提供:亜州ビジネスASEAN

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