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経済

2022年7月25日

Ang Mo Kioのコンドミニアム、発売初日に98%以上が販売

 UOLグループ、シンガポール・ランド・グループ、Kheng Leong Companyの共同開発による民間住宅プロジェクト「AMOレジデンス」は、7月23日(土)の発売時に98%以上のユニットが販売された。
 
 総戸数372戸のうち、365戸が初日に販売され、売れ残りはわずか7戸だったという。
 
 UOLの住宅マーケティング担当ゼネラルマネージャー、アンソン・リム氏は、AMOレジデンスは、成熟した住宅地であるアンモキオで8年以上ぶりの大規模な民間住宅プロジェクトであるため、需要は旺盛である。購入者は主に地元の住宅購入者であり、数家族が同じ地域に住むために複数のユニットを購入したと述べた。
 
 彼らはほとんど持ち家で、我々が観察したところ、MRTのメイフラワー駅、人気のある学校、緑豊かな公園やショッピングモールに近いというプロジェクトに特に魅力を感じているという。
 
 Ang Mo Kio Riseの99年リースホールドの開発は、614 sq ftから1,475 sq ftの2-5ベッドルームと、2,293 sq ftから2,497 sq ftのペントハウス3戸で構成されている。
 
 ユニット価格は1,890psfから、2ベッドルームは126万Sドル(約1億2,400万円)からとなっている。
 
 2021年12月に発表された一連の不動産冷却策や住宅ローンの金利上昇にもかかわらず、旺盛な需要がある。
 
 今月、地銀3行はいずれも住宅ローンの金利を引き上げ、2年および3年固定パッケージの金利は現在2.75%からとなっている。住宅ローン金利は、3年固定プランが1.15%だった昨年第4四半期以降、着実に上昇している。
 
 これは、米連邦準備制度理事会(FRB)が5月にインフレ上昇を冷やすために金利を引き上げたことを受けたものである。
 
 都市再開発庁が金曜日に発表したデータによると、民間の土地付きでない住宅価格が上昇し、第2四半期は第1四半期に比べ3.6%上昇した。
 
 これは、第2四半期に324戸を1平方フィートあたり2,175Sドル(約21万3,000円)の中央値で販売したノーサンバーランド・ロードのピカデリーグランドと、同期に231戸を1平方フィートあたり2,408Sドル(約23万6,000円)の中央値で販売したマウントバッテンのLiv@MBの価格上昇に起因するものである。
 

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