シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOPOG、オーチャードポイント店を閉鎖

経済

2022年7月22日

OG、オーチャードポイント店を閉鎖

 百貨店チェーンのOGは、18年間営業してきたオーチャードポイント店を10月に閉鎖することになった。
 
 長期的な戦略の一環として、郊外の顧客の近くにもっと店舗を開くことを検討していると、OGは7月21日(木)に述べた。
 
 OGは、オーチャード・ポイントのスペースを、生鮮食品と食料品を扱う地元企業が引き継ぐと発表したが、そのテナントが誰であるかは明らかにしていない。
 
 ビルオーナーとして、OGは、オーチャードロードを素晴らしいショッピングストリートとして蘇らせ、サマーセットゾーンに差別化されたショッピング体験を提供するというSTB-URAのビジョンに沿った動きをする方法を検討してきた。
 
 長年にわたり、様々な企業がOGオーチャードポイントビルのショッピングポディウムの賃貸を打診してきたが、彼らのコンセプトがそのビジョンを達成できるとは思えなかったが、昨年、ある地元企業が、オーチャードロードに旗艦店を設立し、生鮮食品と食料品の強みを生かし、生きたシーフード、差別化された飲食、限定商品を提供するランドマーク的な体験型空間を作るというビジョンを提示してくたという。
 
 国立図書館局のオンライン資料ガイド「HistorySG」によると、OGは2001年にオーチャードポイントを買収し、2004年にデパートのアウトレットがオープンした。
 
 OGは現在、Albert ComplexとPeople’s Parkの2店舗で、通常通り営業している。
 
 私たちはこの2つの店舗で、お客様や国とともに成長し続けながら、商品の提供方法を洗練させ、差別化された顧客体験を提供することに力を注ぐと、OGは述べている。
 
 同百貨店は、オーチャードポイント店において、顧客の支持に感謝する特別なプロモーションを計画しており、Facebookページで、買い物客は最大90%オフのクリアランス価格を期待できると述べている。

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