対策を強化することなく、現在のCovid-19の波に乗っている

　シンガポールはCovid-19感染症の急増に対処しているが、患者が急増しているにもかかわらず、初めて強化された対策が導入されたわけではない。
 
　7月6日（水）、オン ・ イェクン (Ong Ye Kung)　保健相は、サンテックで開催された看護師功労賞のイベントで看護師の努力を称え、感謝の意を表しながら、このことは、主に医療従事者が負担を負っていることを意味する。私たちはまだワクチン接種を続けているが、すでに感染率は非常に高くなっていると述べた。
 
　この波が、シンガポールがCovid-19とともに生きていくための重要な分岐点であることを強調した。
 
　このオミクロンの波では、病院、看護師、医療関係者に大きな負担がかかっている。この重荷を背負っているのは誰なのか、シンガポールの他の人々は普通に生活していることを忘れないでほしい。波の軌跡がほぼピークに達した、あるいはピークに達しているというのは、数字を見る限り、それなりの理由があると思う。ここから先、事態が好転することを心から願っているとオン氏は述べた。
 
　また、オン氏はスピーチの中で、看護師が犠牲になっていることを指摘した。看護師はまた、簡単に見分けることができないかもしれないし、ましてや測定することもできないかもしれない、何か別のものをもたらしているが、それは必要不可欠なものであり、かけがえのないものである。愛する人が悩んだり、迷ったりしているときに、誰もが泣きつく肩になれるわけではない。不安の中にいる患者や愛する人に安らぎを与えることができる人ばかりではない。患者をどんなにつらい時でも笑顔にしたり、体力を回復した時に楽観的に将来を見据えることができる人は、そう多くはない。Covid-19のような孤立した危機において、看護師の人間的な思いやりは、力を与え、慰め、かけがえのないものであるという。