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経済

2022年6月15日

ケッペル、中国の太陽光発電事業者と提携

 シンガポール政府系コングロマリット(複合企業)ケッペル・コーポレーション傘下でインフラ投資を専門とするケッペル・インフラストラクチャー・トラスト(KIT)は6月13日、中国の太陽光発電大手である晶科電力科技(ジンコ・パワー)と提携することで覚書を交わしたと発表した。ジンコ・パワーが世界で開発する案件について、出力ベースで計1,000メガワット(MW)を上限に投資する。
 
 KITは今後、ジンコ・パワーがアジア太平洋地域や欧州、中東で計画する太陽光発電事業を吟味し、投資先を決める。同社は運用資産に占める再生可能エネルギーの割合を2030年までに25%に高める目標を掲げている。
 
 ジンコ・パワーは上海証券取引所(SSE)上場で、昨年末時点の時価総額は39億米ドル。中国国内で運営する太陽光発電所の総出力は3,000MWに上る。海外事業にも注力しており、開発中や運用中、売却済みの案件含め、出力ベースで4,500MWの太陽光発電事業に携わっている。

 

(提供:亜州ビジネスASEAN

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