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社会

2022年5月12日

2029年SEA GAMESの開催地はシンガポールに決定

 シンガポール国立オリンピック評議会(SNOC)とスポーツ・シンガポールは、5月12日(木)に共同声明を発表し、2029年のSEA GAMESの開催地がシンガポールに決定したことを明らかにした。
 
 また、SEAゲーム連盟のメンバーは、ハノイでの会議で、2年に1度のイベント開催に対するシンガポールの関心を受け入れたと付け加えた。
 
 ベトナムの首都を訪れているSNOCのタン・チュアンジン会長は、この権威ある地域のスポーツイベントを再びシンガポールで開催できることをうれしく思う。SEA GAMESは、シンガポールと東南アジアの近隣諸国にとって、特別な思い出と経験を持っている。
私たちが共有する仲間意識とライバル意識は独特であり、シンガポールはこれらの瞬間を追体験できる第35回SEA GAMESを再び開催できることを嬉しく思っていると述べた。
 
 1973年、1983年、1993年、そして最近では、金メダル84個、銀メダル73個、銅メダル102個という過去最高の成績を収めた2015年に開催されて以来、2029年の大会は、シンガポールが主催する5回目の大会となる予定である。
 
 2年に一度開催されるSEA GAMESは、1959年にSEA Peninsular Gamesとして初めて開催され、この地域で最も注目を集めるマルチスポーツのイベントとなっている。
 
 2015年の大会では、11ヵ国から1万人以上の選手と役員が参加し、36競技402種目が行われた。
 
 エドウィン・トン文化・地域・青年大臣兼第二法務大臣は、SEA GAMESの開催により、シンガポールチームの選手たちは、地元での強力なサポートにより、地域のトップ選手と競い合う機会を得ることができる。SEA GAMESの精神は、あらゆる階層のシンガポール人を集め、選手たちを応援し、団結させ、国の結束を強めることができる。2015年のSEA GAMESの成功に続き、2029年の第35回SEA GAMESもシンガポール人にとって決定的な瞬間となり、またシンガポールのホスピタリティを紹介し、東南アジアの近隣諸国との絆を深める機会になると確信していると述べた。
 
 今大会(第31回)は、パンデミックの影響で2021年から延期され、現在はハノイで開催されている。また、2027年の第34回大会の開催地がマレーシアに決定したことが5月1日に発表された。第32回大会はカンボジアで、第33回大会はタイで開催される予定である。

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