Covid-19週次感染増加率は0.98、新規感染者数は18,162人

　シンガポール保健省（MOH）は、3月3日（木）の夜間更新で、Covid-19週間感染増加率は0.98で1を下回っている状態であると発表した。
 
　週間感染率が1を下回ったのは、1月3日以来2日連続となる。水曜日には0.98であった。
 
　感染率とは、過去1週間の地域別患者数の前週に対する比率を指す。レートが1以上であれば、1週間の新規Covid-19感染者数が増加していることを示す。
 
　木曜日に新たに報告されたCovid-19の感染者は合計18,162人で、水曜日の19,159人から減少した。入院患者数は1,685人で、水曜日の1,708人から減少しているという。集中治療室の患者数は前日の51人から53人とわずかに増加し、232人が酸素吸入を必要とした。死亡者は、9名で前日の10名から減少した。
 
　現地での感染者のうち、15,575人が抗原迅速検査（ART）により発見された。これは、症状が軽く、危険性が低いと医師が判断したことを意味する。また、2,416人がポリメラーゼ連鎖反応（PCR）検査で検出された。
 
　新たな入国感染者は171件で、そのうち77件はPCR検査、94件はART検査で検出された。
 
　木曜日の時点で、シンガポールは合計785,825人のCovid-19感染者を記録し、1,049人が死亡しいる。対象者の約95％が完全なワクチン接種を完了し、全人口の68％がブースター・ショットを受けているという。