シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOPLRTの車両調達と基地拡張、日本企業が受注

日系企業・社会

2022年2月17日

LRTの車両調達と基地拡張、日本企業が受注

 シンガポール陸上交通庁(LTA)は2月15日、北東部の軽量軌道交通(LRT)路線で使用する車両の調達と、車両基地の拡張工事を発注したと発表した。ともに「センカン・プンゴールLRT(SPLRT)」の案件で、車両調達を三菱商事と三菱重工業のコンソーシアム(共同企業体)に、基地拡張を佐藤工業に、それぞれ発注した。発注額は車両調達が4億3,900万Sドル(約378億円)、基地拡張が1億5,700万Sドルに上る。
 
 車両調達事業には、2両編成の車両17編成のほか、信号システムなどの調達も含まれる。納入時期は2024年〜27年を予定。走行中の車両のうち1両編成のものを2両編成に切り替えて、輸送能力を高める。
 
 基地の拡張では、現在の3万5,000平方メートルを11万1,000平方メートルに広げる。佐藤工業は設計・建設を担う。今年3月までに事業に着手し、27年にも完成させる。
 

(提供:亜州ビジネスASEAN

おすすめ・関連記事

シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOPLRTの車両調達と基地拡張、日本企業が受注