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経済

2022年1月25日

インドネシア、バタム島とビンタン島を完全予防接種のシンガポールからの旅行者に開放へ

 コロナウイルスの流行により2年間観光が停滞していたインドネシアの人気観光地ビンタン島とバタム島は、シンガポールからのレジャー旅行者の受け入れを再開する計画が最終方向で調整されている。
 
 インドネシア経済省のエアランガ・ハルタルト経済調整大臣は、1月24日(月)、インドネシア政府は、2つの島のCovid-19感染者がコントロール下にあることから、旅行バブルを開始する準備が整っていると述べた。バブルに必要なプロトコルはすべて整備されているという。
 
 インドネシア政府は、バタム島、ビンタン島とシンガポールを結ぶトラベルバブルの設立を奨励する。これは、観光に拍車をかけるのに役立つとエアランガ氏は述べたが、再開の時期については明言しなかった。
 
 この発表は、1月25日(火)に行われるシンガポールのリー・シェンロン首相とインドネシアのジョコ・ウィドド大統領との首脳会議に先立って行われた。
 
 この取り決めによると、シンガポールからの旅行者は、バタム島のノンサプラ・フェリーターミナルとビンタン島のバンダル・ベンタン・トラニ・フェリーターミナルを経由してインドネシアに入国することができるようになる。
 
 インドネシアのCovid-19タスクフォースによると、彼らは完全なワクチン接種を受けており、到着前に少なくとも14日間シンガポールに滞在していなければならないとのこと。
 
 また、シンガポールを出発する前3日以内にPCR(ポリメラーゼ連鎖反応)検査で陰性であることを示し、インドネシアに到着してから再度検査を受けなければならない。
 
 到着後、陰性であった場合のみ、入国審査カウンターに進むことができる。検査結果が出るまでの待ち時間は、特に記載されていない。
 
 症状がない、または軽度の陽性反応が出た旅行者は、隔離施設に、中等度または重度の症状がある場合は、病院へ移されるという。
 
 このほか、旅行バブルでは、旅行者に3万ドル(約340万円)相当の入院治療をカバーする旅行保険パッケージの加入が義務づけられている。

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