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社会

2022年1月6日

シンガポールのコンフォート、タクシー会社を売却

 シンガポールの運輸会社であるコンフォートデルグロはこのほど、70%を出資するベトナムのタクシー会社、ベトナム・タクシー(ビナタクシー)を売却すると発表した。全持ち分の株式70%を550億ドン(約2億8,000万円)でヘリオス・サービス・アンド・インベストメントに売却することで合意した。
 
 現地報道によると、ビナタクシーは1992年に地場トラディコと香港のテコベスト・インベストメントが設立。ただテコベストが2003年に撤退し、コンフォートデルグロが株式を取得していた。
 
 コンフォートデルグロは地場サビコともタクシー会社を設立したが、グラブなどの配車アプリとの競争に敗れ、18年に解散した。21年上半期のベトナム事業の売上高は50万米ドルで、全体に占める割合は0.1%だったとしている。

 

(提供:亜州ビジネスASEAN

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