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社会

2021年12月28日

マリーナ・ベイ・サンズなどで、90以上のCovid-19クイックテストセンターを設置

 Covid-19の検査をより便利にするため、旅行者や第一線で働く人々は、歯科医院やマリーナ・ベイ・サンズを含む90ヵ所以上の場所で、監視付きの自己投与型抗原迅速検査(ART)を受けることができるようになった。
 
 歯科医Q&Mの子会社であるAcumen Diagnosticsは、島内の10のクリニックに綿棒採取用の個室が確保されている。これらの検査センターは、団地の近くや、グレートワールドシティなどの人気のあるショッピングモールにも設置されている。
 
 Acumen Diagnosticsの最高責任者であるOng Siew Hwa氏は、1時間に最大4つのスワビング枠を設けており、スタッフが施設を消毒するための十分な時間を確保しているという。
 
 ヘルスケアプロバイダーのドクター・エニウェアは、24時間営業のインテメディカル24時間クリニックなど、8つのクリニックで綿棒サービスを行っている。
 
 キャピタランドは健康増進委員会と提携し、これまでに6つのショッピングモールでクイックテストセンターを展開している。
 
 シンガポール健康増進庁(HPB)は、会場は十分なスペースがあり、必要な安全距離と感染対策が実施できるものでなければならない。同時に、場所の地理的な広がりやアクセスも考慮する。クイックテストセンターを訪れる人は、オンラインで予約を取り、本人確認のための写真付き身分証明書を持参する必要がある。1回のテストは、15Sドル(約1,300円)という。
 
 12月22日(水)にシンガポール保健省(MOH)が発表した、ワクチン接種済みトラベルレーン(VTL)を利用してシンガポールに入国する旅行者への厳格な取締りを受けて、これらの新施設が追加された。
 
 MOHは、VTLを利用するすべての旅行者に、ARTを受け、結果を適時に提出するよう呼びかる。これを怠った場合、滞在通知書が発行され、感染症法に基づく取締りを受けることになる。クイックテストセンターは、観光地などに開設され、中心地以外の場所にも広がっている。
 
 マリーナ・ベイ・サンズの広報担当者は、ドクター・エニウェアが運営する同センターは、会議、インセンティブ、コンベンション、展示会(Mice)の参加者、VTL経由でシンガポールに入国した海外のホテル宿泊客、一般客に検査サービスを提供しているという。
 
 12月21日(火)には、コプソーン・キングス・ホテル・オンハヴロックにセンターが設置され、1月第1週には、アンソン・ロードのMホテル・シンガポールにも開設される予定だという。

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